2015年6月24日水曜日

ワークショップのお知らせです7月

満席になりました。お申し込みくださった方々、誠にありがとうございます。当日お会いできるのを楽しみにしております。楽しい会にできるようにいろいろ考えますね。
前回もお世話になった駒込のmf collection galleryさんでワークショップをさせていただくことになりました。
内容は3月に行ったワークショップのリクエスト再開です。前回ご都合の合わなかった方、ぜひご参加をご検討下さると嬉しいです。

今回も、布からはずして片耳ピアスをつくります。(イヤリングにする事も可能です)
(写真はmf collection galleryさんから拝借いたしました)

詳細、お申し込みはmf collection gallery様にお問い合わせ下さい。
http://mfcg.blog90.fc2.com/blog-entry-204.html

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

ニャンドゥティで作るサシェ

ニャンドゥティで作るサシェ。
組みひもディスクで作ったニャンドゥティをサシェに仕立ててみました。

2015年6月13日土曜日

ニャンドゥティの本(和書)が発売されました

わたしも通っていた岩谷エレナ先生の本が出版されました。


パラグアイに伝わる虹色のレース ニャンドゥティ
アマゾンで購入できますよ。
知らなかったパラグアイのことなどいろいろ知ることができてとてもいい本です。
矢崎順子さんのスタイリングはやっぱり素敵。

ニャンドゥティの基本テクニックや伝統柄もこの本で学ぶことができるので
これから始めたい、という方はぜひ手に入れてくださいね。

本日、私はとある事情でへとへとになって帰宅しましたが、予約注文していたこの本が家に届いていて元気になりましたよ。

そ、し、て、もちろん!この本に載っている伝統柄も本数をアレンジすることで
ハマナカさんの これで作ることもできます。

この本に載っている円形モチーフを作るにはミサンガディスクのほうが大きさがほどよいかも。アマゾンで本を買う場合は一緒に購入されるといいかもしれません。

ではでは amor y paz (=スペイン語でラブ&ピース)!

2015年6月1日月曜日

ニャンドゥティの作り方について 糊付け

関東地方では毎日、暑い日が続きます。しかしこの気候はニャンドゥティの糊付けにはぴったり。

本日は、前回予告した通り、糊付けの仕方についてご紹介いたします。以前、道具のご紹介で基本的な糊付け方法は書きました。前回ご紹介した、組みひもディスクを使った作り方だと、布につけたままモチーフの裏の布を切って糊付けをする方法が使えません。

そこで、レース編みをしている方の糊付け方法、をやってみました。
必要なものは
1. ブロックマット 1枚 (これは100円ショップのダイソーで買いました:2枚組)
2. クリアーファイル の古くなったもの 1枚
3. 虫ピン 64本
4. ピンをうつためのガイド (Facebookに画像をあげました↓)
 糊付け用ガイド  
5. 液体洗濯のり:永久ノール 水 (キャップ3杯 と 水 100cc)
6. のりを水で伸ばす洗面器

糊付けの仕方
① まず、クリアーファイルの接着箇所をハサミで切ってA4サイズほどの透明の一枚のプラスチックにします
② つぎにガイド(写真のガイドは棒の先端に円形がついてますがアップした画像のは紛らわしいので消しました)の上に①のプラスチックを載せて、棒の先端部分を油性ペンで写していきます。32点でできた直径15cmの円 ができます。(画像の青い丸は無視してくださいね)棒の先をマジックで、てんてんとうつしていきます。

③ 組みひもディスクからニャンドゥティをはずしていきます。布から外すより簡単です!ハサミで切ってしまう心配がありません。

④ はずしたところ。モチーフの中心で結んだ余分な糸を短く切ります。心配な方はここで切り口のところを手芸用ボンドで補強しておくといいでしょう。
⑤ 糊付けをします。洗面器に永久ノールのキャップ3杯分の糊と水100ccを入れて混ぜます。静かにニャンドゥティを沈めます。この方法だとニャンドゥティの伝統的なやりかた(タピオカパウダーを水で溶いてモチーフにぬる方法)より、均一に糊付けができます。
タオルで水分をやさしくとりのぞきます。

⑥ ブロックマットに②で作ったガイド円を裏返してのせます(表をむけると油性ペンのインクがついてしまうかもしれないので)。その上に⑤で糊付けしたニャンドゥティをのせます。ガイドの点に沿って、上下左右にピンを打ちます。
 ⑦ まず、ガイドにあるように32本をピン打ちしていきます。見本は水色とオレンジの糸二色で作っているので、まず水色の方から打っていきます。対角線上で打っていくとモチーフが偏らずに打つことができます。32本打ち終えたら、その中間あたりにオレンジの糸をやはり対角線上にピン打ちしていきます。64本打ち終えたら、ブロックマットごと干します。後ろからピンの先端がつきでる場合があるので、打つときは下に作業用のマットや新聞紙をひいたほうが机を傷つけなくていいでしょう。
⑧ 一昼夜、室内で乾かして出来上がり。伝統的なニャンドゥティは戸外の強い日差しのもと乾かすそうですが、風が強かったので室内で乾かしました。
このやりかたですと、糊の落とし残しがなく、外しきれない布の糸くずも残らず、綺麗に仕上がります。

これはサシェにしたてようと思います。ニャンドゥティを作るのは楽しいけど、作ったものをどう使うか、、、という問題があります。

私のオススメは麻布に縫い付けてサシェ(中にポプリをいれた匂い袋)に仕立てることです。ニャンドゥティは糊付けしてあるので洗濯が多い洋服やハンカチには向きません。(糊が取れて柔らかくなってもそれなりに味がありますが)
なのでサシェなら洗濯はあまりしませんし、簡単な袋縫いができれば誰でも作れますし、いくつあっても便利なものなのでオススメです。

これから梅雨の季節、タンスの中にいい香りのするニャンドゥティのサシェがあったら素敵ですね!
※本ブログ上で使われているニャンドゥティの用語、文章、画像、作図は本ブログ管理人によるものです。他でご使用になる場合は出典を明記してくださるようお願い申し上げます。
また、本ブログをご覧頂いて作品を作ってくださり、公開される場合にはぜひ #nandutiparatodos のハッシュタグをつけて下さいませ。ニャンドゥティパラトドス=みんなのためのニャンドゥティ という意味のスペイン語です。